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Ansell Ltd.

アンセル、6月より日本国内でKIMTECH™の提供を開始 ー7月9日からインターフェックスに初出展

2025年 6 月2 日、東京、日本 – 保護ソリューションのグローバルリーダーである Ansell Limited(アンセル 、ASX: ANN)は 、今月より日本およびアジア太平洋全域でKIMTECH™についてのご注文と顧客からのお問い合わせへの応対を開始したことを発表しました。

これは、2024年6月のアンセルによるKimberly-Clark(キンバリークラーク社)の個人用防護具(KCPPE)事業部門の戦略的買収を受けてのことで、ラボおよびクリーンルーム環境に携わる顧客向けの科学分野用 PPE の KIMTECH™ (キムテック)ブランドを日本国内でも提供を開始します。今回の買収により、アンセルは製薬、ライフサイエンス、半導体製造の各分野において、精密設計されたコンプライアンスに準拠したPPEを提供する取り組みを強化しています。

また、同買収を受けて、非有害な手袋や防護服などの個人用防護具(PPE)の廃棄物を回収し、処分するための持続可能なソリューションである RightCycle™ (ライトサイクル)プログラムもアンセルのサービスポートフォリオに追加されました。このプログラムは世界各国に先駆けて米国ではすでに運用がスタートしており、日本を含むアジア太平洋地域にも広げるべく準備を進めています。


法規制の背景と業界の課題

国内では労働安全衛生法の改正から1年を経て、製造業や清掃業など幅広い業種でその対応が急がれています。一方で、リスク・アセスメント対象の化学物質は改正前の674から約2900に大幅に増加し、法改正への対応を実施する安全衛生担当者の方々からは、「適応への必要性は認識しながらも、適切な手袋選びが難しい」「社内での情報伝達や教育・啓蒙活動が課題」という声が多く届いています*。


アンセルの専門知識とカスタマーサポートサービス

アンセルは化学物質に応じて最適な防護具を科学的な観点から提案するデータのサービス「ガーディアンケミカルサービス」で業界最多の5万種超の化学物質の保護手袋に対する透過性データを蓄積し、その耐性を評価しながら用途や使用条件に応じた製品を検索したり、オンラインで試験データを無料で入手できます。改正前と比較して、このサービスを通じてのお客様からのお問い合わせの件数は4倍以上急増しています。** また、企業の安全衛生管理者に向けて透過データや法改正への対応のご相談にお答えするアンセルのワークショップへの問い合わせ件数も大幅に増加しています。


インターフェックス 2025への出展

こうした中、来月7月9日〜11日に東京ビッグサイトで行われるインターフェックス Week 東京 2025にアンセルが初めて出展します(ブース番号S6-24)。このイベントは医薬品・化粧品・再生医療向けのあらゆる製品・ソリューションが一堂に出展する場で、KIMTECH™に加えて、人間工学に基づいた設計により長時間の着用でも快適さを維持し、アンセルの厳格なグローバルな品質管理体制でクリーンルームや管理環境向けに特化して設計されたBioClean™も展示、説明や、企業の安全衛生管理者に向けて透過データや法改正への対応のご相談にお答えするブース内セミナーを行います。

コンタミネーション防止のためのクリーンルーム用防護服の観点からは、アンセル本社の製品開発の現場からクリーンルーム製品開発担当およびKIMTECH製品担当が来日し、それぞれの製品の特性や導入事例のご相談にも直接お答えさせていただく予定です。(事前のご相談やご取材のご希望は:info-jp@ansell.com までご連絡ください)また、5万種超の化学物質の保護手袋に対する透過性データを活用し、用途や使用条件に応じた手袋の情報を無料で入手できる「ガーディアンケミカルサービス」はこちらhttps://www.ansell.com/jp/ja/campaigns/enresourcecenter/new-industrial-safety-and-health-actからアクセスが可能です。


以上